保育園の帰り道。カレーパンを買いに行くためいつもと違うルートで自転車で帰っている最中にミゲルが突然話だす。
ミ「赤は止まれだよ」
フ「そうだね。赤は止まれだね」
ミ「青は進め」
フ「ほほう。すごいね。青は進めだね」
フ「じゃ、黄色は?」
ミ「黄色は、止まれか進めだよ」
フ「ん??止まれか進め?それ誰がいったの?先生じゃないよね?」
ミ「・・・・お母ちゃん」
フ「できたらミゲルは『黄色は止まれ』にして欲しいかな。まだ3歳だから。でも、お母ちゃんが言ったみたいに大人は『進め』の場合もあるかも(笑)」
ミ「じゃ〜、ミゲルも『進め』がいい!進め!進む!」(すこし怒り始める)
「止まれ」で教えれば済むことなんだけど、そうすると、車の運転中とかタイミングとか状況で「黄色」でアクセル踏むたびに3歳児に突っ込まれていろいろとやっかい。こっちの事情ね。
理想と現実の「現実」を最初から教えようと思ったけど・・・なかなかどうして難しい。やっぱ駄目だよね。
大人も黄色で止まります。はい。
余談だが、スペインでの信号の似たような話。歩行者の場合。
あまりにスペイン人が信号を守らないから「赤なのに渡るの?」と聞いたら、他の国は知らないけど、スペインではこうなんだ・・・といって教えてくれた。
青:進め
黄:進め
赤:気をつけて進め
さらに、警察官のスペイン人が普通に赤信号無視して渡っていたから、「警察官なのに大丈夫なの?」と聞いたらこう返ってきた。
「今日は非番だから、警察官じゃない。1人の一般市民のスペイン人だ」
彼らからすると大通りならともかく、1mそこそこしかないような道幅で信号機を守って止まっている日本人が信じられないらしい。
「子供じゃないんだから、左右みて車が来ていないなら渡っていいじゃないか。なぜ待つ必要があるの?」
そういわれたとき何も返せなかった(笑)
ちなみに、彼らもちゃんと信号を守るときがある。それはそばに小さい子供がいるときらしい。
黄色は?
[育児]山脈
